おせちに入っているゴボウ「たたき牛蒡(ごぼう)」の意味とは?

おせち料理の定番品のたたき牛蒡(ごぼう)の意味、由来をまとめてみました。おせちに入れるゴボウのアレンジ方法も含めて紹介していきたいと思います。

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たたき牛蒡(ごぼう)とは?おせちに使われる意味や由来

たたき牛蒡(ごぼう)とはやわらかく似たゴボウをたたき、身を開いて『1年の開運の縁起を担ぐ』開運料理と言われています。
ゴボウ自体は地中深くに細く長く根をはっていくことから長寿や家の基礎が堅牢であること、その土地に根付くこと、代々栄えますようにということを願った食材とされています。
なぜゴボウが入っているか疑問に思っていた人も多かったと思いますが昔からおせちには欠かせない食材だったといえるでしょう。

学業成就の願いを込めるならおすすめのゴボウのアレンジ

ゴボウの風味、食感を感じられる食材なのでそのままでも勿論美味しいと思いますが、昨今通販おせちを見ているとそのまま使われることは少なくなっているように思えます。
例えばお肉と一緒に巻いたりとかすればゴボウの肉巻きとなり、伊達巻のように巻物に見たてた縁起物にもなります。
巻物は学業成就の願いを込めることもできますし進学、試験などを控えている家族には持ってこいの縁起物食材です。
家族それぞれのイベントに合わせる形にアレンジするのが個人的にはおすすめ。

京都の八幡巻もおすすめ

ゴボウの産地だった京都の八幡にちなんだ名前がついている八幡巻というゴボウの肉巻きレシピがあります。野菜だけでなくお肉も入っているのでちょっと豪勢にしたい人や子供にも食べてほしいひとにはおすすめのレシピです。見た目的にもボリュームがかなりでるので映えることは間違いなしでしょう。

ゴボウの名産地は意外にも?

ゴボウの名産地といえば意外かもしれませんが青森が収穫量が全国1位です。

令和2年に青森県が収穫量日本一の野菜は、「にんにく」と「ごぼう」です。
令和2年のデータでは、「にんにく」の収穫量は14,300トンで国内全体の67%を占めており、「ごぼう」は48,000トンで38%となっています。<引用:青森県HP>

このように青森といえばリンゴのイメージのせいかあまりゴボウのイメージはありませんが立派な名産地なのです。

子供もよく食べるおせち食材の一つ

数の子とか黒豆、栗きんとんなどは中々普段食べる事もないでしょうし食わず嫌いの子供も多いと聞きます。

しかしたたき牛蒡に関してはゴボウ自体は普段から食べたことのある食材だと思いますし、特別な味付けをしているわけでもないので普段通り子供でもよく食べる事のできるおせち食材の一つだと思っています。

子供も食べるのであればぜひゴボウはおせち料理に入れたい一品といえるでしょう。

他にも子供が食べやすいおせち料理でいえば若桃の甘露煮とか好き嫌いは分かれますが好きな子はよく食べる田作りでしょう。

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