いろいろなおせち料理を見ているとタコ(蛸)が使用されていることに気づくと思います。
なぜそんなにタコが活用されるのか?意味、由来をまとめてみました。
蛸(タコ)は縁起物の良い食べ物
見た目から意外かもしれませんがタコ自体はかなり縁起のよい食べ物です。例えばおせち以外にも何かのお祝いや合格祈願などにもよく食べられます。
なぜおせちなどにも使われるのか?縁起がいいのか?をまとめてみました。
- 名前の通り多幸という漢字で表現できるので多くさんの幸せを呼ぶとも言われています。
- タコは英語でオクトパス→置くとパスと言われる合格祈願の縁起物です。就活、受験などをする人におすすめの合格祈願の食材。さらに吸盤ですべらないという意味も。
- 体の色が赤色なので魔除けなどの意味もある
- 苦難を煙に巻く
このように様々な縁起物としての意味があるのでおせち料理でもよく使われるのだと思います。
特に受験、就活、資格試験などを控えている方がいれば縁起を担ぐではありませんがおせち料理にタコを使ったり、タコが使われているおせちを買ってもいいかもしれませんね。
おせちでタコを食べるなら旨煮がおすすめ
おせち料理でタコが使われる意味を紹介しましたがぜひおせちの具材で使おうと考えている人も多いのではないでしょうか?
そんな人におすすめなのがタコの旨煮、柔らか煮です。
いろいろなレシピがあるのでぜひ一度見てみるといいでしょう。あとタコはアフリカのマダコが赤くなりやすく、国産は若干小豆色になりやすいとの話を聞いたことがあります。
赤色の方がおせち映えするのでゆでると赤くなりやすいマダコを選ぶのがいいかもしれませんね。
海外では食べられない理由
海外の人はタコを食べないって聞いたことがありませんか?
一部地域では逆に好まれて食べることも多いのですが見た目や生のものを食べない風習などから食べないと言われています。
ただ海外で日本食が広まっている影響もあってか少しずつタコを食べる人も増えているという話も聞いたことがあります。
タコ焼きや寿司なども人気なのでその辺りで食べられるようになった方も多いのかもしれませんね。
タコをお食い初めのイベントで食べる?※大人
おせちでも食べられるタコですがおめでたいイベントの時にもぜひおすすめです。
例えば出産祝い、快気祝いなどでも使いたい食材ですが関西などではお食い初めのイベントなどでも用意される食材というのを聞いたことがあります。
100日ですので実際に赤ちゃん食べさせるわけではありませんが関西地方ではこのお祝いの席で用意する食材としてタコは一般的だそうです。
”た”べることに”こ”まらないようにという意味があるとか?
タコだけでなくイカもおせちによく使われる!?
今回タコを紹介しましたがタコではなくイカもおせちによく使われる食材となっています。
イカ自体特別縁起がいいと呼ばれる食べものではありませんが松笠いかと呼ばれるまつぼっくりの形を真似たイカの食べ物になります。
かなり映える商品となっていますしイカは好きな人も多い食材だと思うのでおせちにはおすすめです。