おせちに「伊達巻」が入る意味、由来!関西など一部地域は食べない?

おせち料理の定番品の伊達巻(だてまき)の意味、由来をまとめてみました。

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伊達巻(だてまき)とは?おせちに使われる意味や由来

伊達巻とは玉子焼きに見た目はよく似た卵とはんぺん(魚のすり身)で作られたものです。
見た目と食べたときの味のギャップに驚かれる方もいるかもしれませんが、甘くて子供達にも大人気のおせち料理の一つではないでしょうか。
そんな伊達巻ですがおせちでは定番品となっておりまず入っていることが多い商品となります。

伊達巻が入る意味、由来

伊達巻がおせちに入る理由としては以下のように言われております。

  • 巻物に形が似ていることから学業など教養や文化などが身につくことを願う縁起物

他にも形、見た目が綺麗というのもおせち料理でよく使われる理由でもありそうです。

関西では伊達巻は食べない?

伊達巻は関東ではよく知られているようですが、関西方面など一部地域ではあまり食べないとも言われています。

その代わりに伊達巻ではなくだし巻き卵をおせちに入れたりするようです。

そもそも卵焼き自体も関東では甘め、関西では塩辛い味が定番とも言われているように伊達巻ももしかしたら味付けが受け入れられていないのかもしれませんね。

もし正月の集まりで関西方面の方がいる場合は両方用意するか事前に確認してもいいよいでしょう。

伊達政宗との関係は?

諸説ありますが元々伊達政宗が好んで食べていたということもあって伊達巻という名がついたともいわれています。

さらに伊達巻の日というのが存在するようでその日はなんと伊達政宗の命日とされる5月24日とのこと。

ちなみに『伊達』は豪華だったり粋、派手でかっこいいという意味でも使われますが伊達政宗の家臣が派手で目立つ格好を好んでいたというところからの語源と言われております。

伊達巻の巻く向きは右?左?

伊達巻の巻く向きですが右がいいとか左がいいとかこちらも諸説あります。右だとエネルギーを放出する意味があると言われているとか、逆にエネルギーを溜めるという説があるなど様々な話があります。

一般的に言われているのは右巻きにして知性のエネルギーを溜めるという風に言われており、盛り付ける時などは右巻き、要するに時計回りになるようにするといいでしょう。

変わった伊達巻

昨今いろいろなアレンジをされている伊達巻も多くなってきています。

個人的にびっくりしたのが抹茶の伊達巻です。緑色で見た目からしても中々インパクトのある伊達巻でした。

さらに最近ではクリームチーズ伊達巻というのもあるように、いろいろな味がでてきているのでよかったら試してみてはいかがでしょうか?

 

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