おせちに入っている小さい魚「田作り」の意味とは?失敗しない選び方

おせち料理の定番品の田つくりの意味、由来をまとめてみました。自分で購入する際に失敗しない選び方も含めてご紹介します。

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田作り(たつくり)とは?おせちに使われる意味や由来

田作り別名はごまめ(小型の片口イワシを素干ししたもの)を砂糖と醤油で煮絡めたものでおせち料理の祝い肴として知られるお正月に欠かせない料理です。
昔は今まで以上に漁獲量が多く余ったものを田の肥料にして豊作を祈願して食べるようになったとされています。
その名のとおり田を作る肥料だったことから田作りという名になったとこと。
五穀豊穣を祈願するのとごまめのまめから「丈夫・健康」を意味しているとも言われており、おせち料理にはまず入っている食材の一つです。

片口いわしとは?

片口(かたくち)イワシは15cm~18cmほどで煮干し、アンチョビなどに加工されることが多いです。
日本では比較的良く獲れる魚で日本列島の各地でとれます。産地を見ていると四国、九州が多いかなという印象があります。

田作りの材料

あくまで一般的なレシピ、一般的に販売されているものの材料をまとめてみました。

  • 片口いわし
  • 砂糖
  • しょうゆ
  • みりん
  • 寒天

上記が一般的ですがごまが入っていたり若干ですが唐辛子が入っていたり水あめが入っていたりするものもあります。

ごまめはゴマが関係している?田作りはゴマをいれなければいけない?

ごまめという名から食べるゴマ?を連想する人もいるのではないでしょうか?田作りにはゴマが入っていることもあるのでゴマを入れなければいけないの?と思う人もいるかもしれませんがそうではありません。
実際に名前の由来としてはゴマのような黒い目をしていることからそのような名前がついた説や祝い肴として使われたことから五万米(ごまめ)の文字をあてて豊穣を願った説などあります。
たしかに田作りにはゴマが入っていることは多いですがゴマがあるなしは特に関係はないようです。

田作りのアレンジレシピ

最近では少し変わった田作りもあります。田作りにアーモンドが添えてあったり、クルミを入れるレシピもああります。
田作りはおいしいのですが結構好き嫌いが分かれる人も多いですし少しアレンジしても面白いかもしれませんね。

田作りは嫌いな人も多い?自分で作るなら自分や家族の好みにアレンジがおすすめ

苦みがあったり商品によっては固かったり、歯にくっつくという理由からあまり好まれないことも。逆にめちゃくちゃ好きな子供もいるようです。
通販で購入したおせちだとその辺りを事前に知る術はありませんが自分で作るのであれば苦みを消したり、くっつかなくしたり好みのレシピを参考にするのもいいでしょう。

田作りの選び方

田作りはそこまで差はないと思っていますが失敗しない選び方として表示を必ず見る事かと思います。特にこのようなものが使われていることがあるのでよく注意しましょう。

  • 唐辛子
  • ごま
  • アーモンド、くるみ

例えばお子様がいる家庭だと唐辛子が入っていないものを選んだりアレルギーがある方はごまなども入っていることもあるので原材料をよく確認し家族構成やアレルギーの有無、自分好みかで判断して頂くといいですね。

お正月にしか売っていない?買うには?

根強い人気のある食材ですのでお正月以外にも食べたいと思っている人もいるのではないでしょうか?
ネット通販では販売しているのと富澤商店さんの通信販売などでは常時販売していそうです。

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