おせち料理を見ていると梅に関連した商品も多く入っていることがわかります。なぜ梅なのか?をどんな縁起があるのか?をまとめてみました。
梅(うめ)がおせちに使われる意味や由来
梅干しや梅の形をした蒲鉾、梅しんじょう、梅の形をした人参などがおせちにも使われていることがあります。
たしかになんとなく梅といえば縁起の良さそうというイメージですが実際にどんな意味、由来があるのかまとめてみました。
梅(うめ)に関連した食材が入る意味、由来
梅がおせちに入る理由としては以下のように言われております。
- 梅はその見た目からシワが出るまで長生きという長寿の意味
- お正月に飾ると縁起の良い花として言われているのが梅の花。寒い季節にもほかより早く花をつけることから縁起物とされている
- 梅の花は花が咲いた後に実をしっかりつける
真偽は不明ですがうめという名前から子供をうむ(うめ)という子孫繁栄の意味もあったり、他にもお金に困らないという話もあるそうですが、梅自体が松竹梅と言われるように古来から縁起が良いとされているものです。
その実である梅や形をかたどった人参、蒲鉾などがおせちでよく使われるのは当然といえば当然かもしれません。
松の木の蒲鉾なども年末にスーパーでよく見ますからね。
梅に似た緑色の物は実は梅ではなかった?若桃の甘露煮
梅、梅の花は縁起がいいと言ってきましたが梅にとってもよく似た商品がおせち料理でよく使われていると知っていましたか?
それは梅に見た目がよく似た若桃の甘露煮という商品で彩りも非常によいので通販おせちでも重宝されているのがよくわかります。
梅だと思ったら桃の味がする商品なのでびっくりした人も多いのではないでしょうか?
見た目で食わずに食べていないという人も多いようですがいろいろなおせちに入っており最近では年末にスーパーでも見かけることが増えています。
余ったらお菓子作りや他のアレンジ料理にも活用できるので食べたことがない人はおせちをきっかけに食べてみてもいいかもしれませんね。
当サイト記事:梅と間違われるおせちによくある緑の玉は何?おせちに入る意味は?
おせち料理の中によく入っている緑の玉の正体は?入っている意味は?などについてこのページでまとめてみました。 おせちに入っている緑の玉の正体は梅ではなく若桃の甘露煮 若桃とはその名のとおりですが熟す前の若い桃の実のことをいいます。桃を[…]
梅の産地といえば?
日本で梅干しといえば本場は和歌山県になります。農林水産省のデータを見る限り収穫量は日本全体の約半分ほどもある為、ダントツで和歌山県と言い切っていいと思います。
梅干しの賞味期限
梅干しの賞味期限といえば長いイメージがありますよね?特にニュースなどで何十年物とかも聞いたときはなぜ?本当に食べれるの?と思ったことがある人もいるのではないでしょうか?
市販のものに関しては賞味期限をしっかり守るべきですが正しい方法で漬けた梅干しであればそれなりに年数が経っても美味しく食べれるそうです。
それなりの塩分濃度や保存方法をクリアする必要があるのですが何十年も経った梅干しを食べるのはちょっと勇気がいりそうですね。