おせち料理の定番品 海老(えび)が入る意味、由来をまとめてみました。頭有がいいの?なしではだめか?どんな海老がいいのかも含めてまとめてみました。
海老(えび)がおせちに使われる意味や由来
おせち料理には欠かせない食材の一つである海老。
大きな海老が一匹入っているだけでかなりの存在感があり豪華さを演出してくれます。
そんな海老ですががそもそもなぜおせちに入っているのか?意味、由来をまとめてみました。
海老(えび)が入る意味、由来
海老がおせちに入る理由としては以下のように言われております。
- 赤色は魔除けの意味も込められている
- ひげが長く、腰が曲がった姿から長生きできるようにという健康長寿の意味が込められている
- 目が飛び出ていることから<めでたし>という意味もある
- 海老は成長の過程で脱皮します。古い硬い殻を脱いで新しい自分で心機一転にという意味も込められています。
このようにたくさんの意味が込められているのもそうですが赤色の海老が入っているだけでかなり映えるのも特徴ですね。
海老をおせちに入れるのであれば種類は何がいいか?
海老を入れるなら赤い海老がいいとされているので次のような海老の種類がよいでしょう。
- ボタン海老
- 車海老
- 赤海老
- ロブスター
- 伊勢海老
伊勢海老は当然値が張る為一般的なおせちでは上記の3つがおすすめと言っていいでしょう。
尚、赤い色がでるのは海外の一部地域(国を忘れました)の海老がいいと聞いたことがあります。
本当かどうか知りませんがおせちの業者ではそこまでこだわっているところもあるようです。
海老は有頭?無頭?
さてここで気になるのが海老の頭が有か無かについてです。
通販おせちでの海老の入れ方も見ていると基本的には有頭が多いような気もします。
先ほど紹介したように海老を入れている意味、由来などでは目が出ているからめでたいという意味もあります。
さらには長いひげというその姿から長寿の意味が…言われているわけですから頭があった方が縁起がいいと考えるのが無難だと思います。
オマール海老とロブスターの違い
大きい海老の方がおせちで映えるのはなんとなくみなさん感じていると思いますが大きい海老といえば伊勢海老ですよね。
ただ伊勢海老は知ってのとおり値段がかなりしますし年末のおせちに買うのはかなり勇気がいるのではないでしょうか?
そんな時に代替えで検討したいのがロブスター、オマール海老ではないでしょうか?
そんなオマール海老とロブスターですが実はどちらも同じものなんです。
西洋ではオマールと呼び高級食材として使われています。
オマール海老、ロブスター、伊勢海老の値段の差?
伊勢海老が当然に高くロブスターの約2倍ほどの値段といわれています。
存在感をだすだけであればロブスターでも全然いいような気がしますがせっかくの新年の祝いの席ですから奮発して伊勢海老にという方も多いかもしれませんね。