おせちに「昆布巻」が入る意味、由来!にしん、鮭入りなどの意味は?

おせち料理の定番品の昆布巻(こぶまき)の意味、由来をまとめてみました。昆布巻は昆布だけをかんぴょうで巻いているものから、にしんや鮭も入れて巻いているものまであります。
それぞれの意味もまとめてみました。

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昆布巻(こぶまき)とは?おせちに使われる意味や由来

昆布巻といえばおせち料理には欠かせない食材の一つ。
おせち料理の中でも老若男女問わず好きな人が多い食材ではないでしょうか?
そんな昆布巻がおせちに何故入っているのか?意味、由来をまとめてみました。

昆布巻が入る意味、由来

昆布巻がおせちに入る理由としては以下のように言われております。

  • よろこぶ(昆布)という語呂あわせ
  • 養老昆布という語呂あわせで健康長寿を願った
  • 巻ということから巻物を連想し学業など教養や文化などが身につくことを願う縁起物

最後の巻というのは伊達巻などでも言われている意味、由来となりますが昆布巻にも当てはまると考えていいと思います。

にしんが入った昆布巻の意味、由来

にしんが入った昆布巻もありますがこの意味と由来についてもご紹介していきます。

  • 二親(にしん)健在という意味
  • 数の子の親がにしん。数の子はその卵の数から子孫繁栄の意味が込められており二親(にしん)から多くの子供が生まれるようにという意味もある

にしんは年越しそばにいれて食べる人も多いと思いますが、おせちの中にも昆布巻に巻かれて使われていることが多い縁起物食材です。
昆布巻に巻くことでまた別の意味と願いが込められているということになります。

鮭(さけ)が入った昆布巻の意味、由来

次に鮭が入った昆布巻もあります。鮭をいれる意味と由来についてまとめてみました。

  • 成長すると戻ってくるといわれている鮭は出世して戻ってくるということから縁起がいいとされています
  • 避けるという語呂から災いから避けるという意味もある
  • にしんよりも手に入りやすい

鮭を入れるとこのような縁起物の昆布巻となることがわかります。
一緒におせちを食べる家族、友人などの事情に合わせて鮭を巻いた昆布巻にしてもいいかもしれませんね。

人参、ごぼうが入った昆布巻の意味、由来

魚関係の具材を巻く以外にもにんじんやゴボウを使った昆布巻もあります。
ゴボウはおせちでもよく利用されるなど様々な意味がある縁起ものですし、人参は最後に「ん」がつくことから運がいい食材とも言われています。

昆布巻のかんぴょうとは?

ゆうがおというウリ科の果実をむいて乾燥させた物となります。
本来の色は飴色のような色をしています。

かんぴょうの漂白と無漂白とは?

先ほど本来の色は飴色といいましたが昆布巻によってはこのかんぴょうを漂白して白っぽくしている会社も多くあります。
その理由としては見た目がいいというのが一番ですが、添加物を気にされる方も多いのではないでしょうか?
ちなみに漂白されているものは添加物の欄で二酸化硫黄や亜硫酸の記載があると思います。
気になる方は使用していないおせちの添加物をしっかり確認するといいでしょう。
素材にこだわったいいおせちなんかだとこの辺り無漂白のものを使っている印象が強いです。

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