おせち料理の定番品の紅白なますの意味、由来をまとめてみました。
なますとは?紅白なますは何でできている?
なますは野菜、魚介、肉などを細かく刻んで調味料の酢であえた料理をいいます。
おせち料理の定番品として入っている紅白なますは大根と人参を使いお祝い事で使用する水引きをイメージしたとされています。
色味も鮮やかで食べても万人受けする食材となっており箸休めにもなる一品。
おせちで紅白なますを食べる意味とは?
意味は2つあると言われています。まず1つ目の意味としてはお祝い事で送る水引を意味していると言われています。
水引はご祝儀袋などに書いてある飾りヒモのことで昔から贈り物を水引きで巻くという風習があるように古くから縁起物として知られています。
紅白という色も祝い事に伝統的に使われる二色の組み合わせとなっているとおりお祝い事にはぴったりの意味といえるでしょう。
赤色自体が魔除けの意味などもありますし掘り下げれば深い意味もたくさんありそうですがおせちの定番商品として長く続くのもうなずける食材だと思います。
比率は大根6:人参1?大根4:人参1?
紅白なますの紅=人参、白=大根となっていますが大根の量と人参の量の割合はレシピによって様々です。大根4、人参1がいいのでは?大根6、人参1という話もありますがレシピと写真からどの比率があなたにとっての黄金比かを見つけるのもいいかもしれませんね。
紅白なますに柚子、いくらもおすすめ
レシピによっては柚子(果皮)を上に乗せたり、千切りにしたものを加えるなどのレシピもあり彩がさらに豊かになります。豪華なものだといくらを乗せているものもあり子孫繁栄として願いが込められているいくらを乗せれば様々な意味をもった紅白なますも作ることができますね。
なますは漢字で生酢?ではない
なますと聞くと生酢をひらながにしたものだと思っている人も多いのではないでしょうか?
漢字で書くと膾(なます)とのことで古くからある漢字とのことでよく勘違いされる生+酢=生酢(なます)ではないと言われてます。
おせちのなますが余ったら?
万人受けしますし割と箸休めになりやすいので残ることは少ないかもしれませんが、もし余ったらちらし寿司にしたりサラダに和えたり南蛮漬けの材料にしてもいいかもしれません。
子供向けにアレンジするのであればツナやハムなどを入れるというのもいいでしょう。