おせち料理といえば入っている食材に意味があることが多いです。
昨今おせちの通販でよく入っているローストビーフにはどのような意味があるのか?考えてみました。
おせちのローストビーフに意味はない。けど
結論からお伝えするとローストビーフに意味はありません。
ローストビーフですから昔からあるわけでもなく昨今和洋おせちの流れの中で徐々に使われるようになった食材ですので特別な意味はないと言っていいでしょう。
よくおせち料理に使われるお祝い事でみんなが喜んで食べる、お祝い事をより豪勢にするなどの理由で使われるようになったのではないでしょうか。
牛は縁起の良い動物
筆者としてはおせち料理に関して伝統やその意味を自分なりに考えたり、自分なりに解釈するというのも一つの楽しみ方だと考えています。
先ほどもお伝えしたようにローストビーフ自体はおせちに使われる昔ながらの意味はありませんが、牛はそもそも重い荷物を運んだりする労働力としてはかかせない動物でした。
力強さや勤勉の象徴とも言われていますしゆっくりと着実に進んでいく姿から学業、仕事運アップに繋がる縁起のある動物とも言われています。
ローストビーフがおせちに使われる由来などは特にないかもしれませんが、このような意味を感じながら食べるというのもおすすめです。
お正月には四つ足の動物は食べない方がいい?
仏教の殺生禁止の教えから元日、お正月三が日には牛、豚などの四足の動物は食べないほうがいいという教えがあります。
さらに一部地域ではそのような風習があるところもあるのでおせち料理を作る際はこのような話があるというのは覚えておいたほうがいいかもしれません。
そもそもそのような風習がないという場合は気にせず食べてもいいでしょう。
ローストビーフの産地は外国が多い
通販のおせちに入っているローストビーフの産地はオーストラリア産が一般的な気がします。
もちろんブランド牛を使っている高級おせちなどもありますが基本的には外国産が一般的だと思ってください。
ブランド牛を使っている場合はそこそこ値が張るおせち料理か素材や地産地消にこだわったおせち料理だと思います。
ローストビーフは大人気!アンケート結果でも上位
昨今様々な好きなおせち料理などのアンケートを見ているとローストビーフを含む肉類は上位にランキングされていることも増えています。
おせちにローストビーフが一般的になってきたのも一つの理由なんでしょうけど、肉自体は嫌いな人というのは少ないはずですので自分で作るおせちや通販のおせちを購入するのであればローストビーフが使われているおせちを購入してもいいかもしれませんね。