このページではおせち料理の定番品の黒豆の意味、由来、いい黒豆の選び方と注意点を紹介します。
おせちの超定番品!黒豆がおせち料理に入る意味、由来とは?
おせちと言えば昆布巻、かまぼこ、田作りなどいろいろありますが多くの人にとっておせちと言えば思い浮かべるのは黒豆ではないでしょうか?
そんなおせちにはかかせない食材となっている黒豆ですがおせち料理に入っている意味としてはこのようないわれがあるとされています。
- まめにまめ(健康)に暮らせるように
- 真っ黒に日焼けするぐらい健康に
- 黒は魔除けの意味があり災いを遠ざける
このように長寿・健康の意味があると言われており年始にはぴったりの食材となっているわけです。
いい黒豆は産地で見極めるべし!?
黒豆の産地は兵庫県がもっとも有名ですが京都、岡山、滋賀、北海道などがあります。
そんな黒豆でも最も価値が高いのが丹波篠山産の黒豆です。丹波篠山市で採れた黒豆はそのブランド力からかなり根強い人気がある商品で、これが使われるおせちは素材にこだわっていると言っても過言ではありません。
丹波種黒豆イコール丹波産ではない!
多くの人が知らないかもしれませんが丹波種黒豆=兵庫県丹波篠山産ではありません。
丹波種の黒豆は京都でも、岡山などの地域でも栽培されていますし中国で採れた丹波種黒豆なんていうのもあります。
紛らわしいのですが丹波種黒豆と聞くと我々消費者は兵庫の丹波を連想していしまうのですがそうではないのです。
通販おせちで価値が高い黒豆を使っているかは産地で判断
黒豆も産地や製造方法によって大きく差がでると言われていますが、あなたが購入するおせちがいい黒豆を使っているかはまず産地を見るべきです。
篠山産であればかなりブランド価値が高いですし兵庫県産→その他の順番で判断することもできます。
さらに同じ産地の中でも粒が大きい黒豆をより高価なものと考えるようで、サイズでも2Lとか3Lとあるようです。
おせち料理で余った黒豆をリメイク!
おせち料理で余ってしまった黒豆は様々なものにリメイクして使用する人も多いようで、黒豆パン、黒豆ご飯、スイーツのトッピングなどにもすることができます。
栄養も豊富ですし使いやすくて美味しく食べれるのも黒豆のいいところですね。
黒豆は栄養が豊富
おせちには欠かせない食材である黒豆ですがおせち以外の時期に食べるという人は多くないかもしれません。
ただおせち以外でも非常に栄養が豊富なので日常的に食べたいのが黒豆となります。
そもそも大豆は栄養が多いと言われていますが、黒大豆も同じくらい栄養があります。それだけでなく皮にはアントシアニンと呼ばれる抗酸化作用のある成分が入っています。
アントシアニンがどのような成分かはこちらの記事を参照ください。
おせちに入っているような甘い感じだと毎日食べるのは難しいかもしれませんが甘くない黒豆もあるのでそういったものを探して定期的に食べるようにするといいかもしれませんね。