おせち料理は甘いから苦手っていう人も多いのではないでしょうか?
なぜおせちは甘い味付けのものが多いのか?その理由と甘くさ控えめ通販おせちはあるのかをご紹介していきます。
おせち料理が甘い理由
黒豆、栗きんとん、伊達巻など甘い食材が多く入っているおせち料理。
甘いのがおせちのいい所でもあるのですが食べているとその甘さが嫌になる人も多いようですね。
そもそもなぜおせちは甘かったり、味付けが濃い食材が多いのか?その理由はおせち料理を食べるようになった由来が関係しています。
日持ちさせる為に味付けを濃くしている
そもそもおせち料理は大みそかなど年末に正月三が日分の料理(おせち)を作って、正月三が日は煮炊きせずに主婦に楽してもらうという昔の慣習が残っている料理です。
よって保存食と呼ばれるものが多くおせち通販などをみても生物などはまず使われていません。
三が日に料理をしないというのは昔は今のように三が日も24時間スーパーやコンビニがやっている時代ではなかったでしょう。
その点砂糖漬や塩分などで味付けを濃くすれば食品としては長持ちしやすいのでおせち料理は味が濃いといわれる理由なのです。
砂糖、塩の濃度で保存性が高くなる?
一般的に砂糖漬(砂糖)や塩漬など砂糖、塩を多く含むと浸透圧によって食品の水分を抜き保存性が高まります。
腐敗の原因となる雑菌は水分があると繁殖しやすいのですが水分が少ないと繁殖しづらくなります。
ジャム、梅、漬物などが賞味期限が長いのはこれが理由です。ただ梅などでも物によっては賞味期限が短いものも増えています。
ちなみに塩、砂糖の他には粕漬。酢などが防腐効果があります。※濃度も大事。
数の子の賞味期限が長い理由
例えば数の子。数の子はご存知の通り塩漬けされていることが多く非常に保存性の高い商品となります。
塩抜きされている数の子は賞味期限が短いのは先ほど紹介した塩分が少なくなったからです。
甘くない、味が濃くない通販おせちはある?
結論から言えば難しいです。
なぜならたくさん食材の種類がありますしどれがこの甘さで、どれか味付けが濃いなどは判別不可能だからです。
当サイトとしてはですがもし甘さや塩分控えめを探しているのであれば通販でおせちを購入するよりは自分で作った方がいいかもしれません。
もちろん作る手間もあると思いますが一部は通販やスーパーで買って主要なところだけ自分で作るなどすると自分好みのおせち料理ができあがります。
通販ならどちらかといえば冷凍おせちがおすすめ
実際にはそのおせちの味付けは食べてみないとわからないのであまり参考にしてほしくないのですが、
冷蔵おせちか冷凍おせちか?で言えば冷凍おせちの方が味付けが薄い可能性が高いです。
理由としては生おせちと呼ばれる冷蔵おせちがありますが当然に冷蔵ですから若干味が濃く作られていることが想定されます。
ただ今は冷蔵おせちと言っても出荷前までは冷凍しておいて出荷ぐらいになったら冷蔵というパターンも多いです。
逆に超あま~いおせちなんてのも!?スイーツおせち
昨今変わり種おせちも話題になりますがその中で有名なお菓子屋さんなどが作られるスイーツおせちなんていうのもあります。
昨年であれば不二家、ルタオ、シャトレーゼなどがスイーツおせちを展開していました。
おせちの甘さは嫌だけどデザートで甘いものは好きという人はこんなおせちを買ってみてもいいかもしれませんね。